ブレーキパッド

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■ブレーキのトラブル一覧

1.ブレーキの鳴き

パッドとローターの間で発生する摩擦力が原因で振動がおこる現象が鳴きです。

鳴きの現象でチェックしたいのは、

どんな状況のときに発生するか?
音の種類は?(キーキーまたはガーガー、グーグー)
発生頻度は?
発生場所は?
走り出してどのくらいで鳴り出すか?
ブレーキを強く踏むと鳴る?少しでも鳴る?ブレーキをかけていないときは?
以上のようなことから鳴きをチェックします。

 

■ブレーキを軽く踏んだ時や止まる寸前にキー音が発生する場合

ブレーキの鳴きで一番多いのがこのタイプ。対処法は、

まずは、パッドの残量確認
ブレーキパッドの残量が少なくなると鳴きやすくなる傾向があります。
(残量が少なくなり、パッドウェアインジケーターがローターに接触し音により磨耗を知らせている場合もあり)

次にローター表面をチェック。ローター表面の荒れ、サビ、磨耗粉付着などが
鳴きの原因になります。
ペーパーがけ、研磨、新品への交換が必要になる場合もあります。

キャリパーの点検
、稼動部に適切にグリス塗布

シムの点検とグリスの塗布
シムが未装着の場合グリスの塗布が行われてないと鳴きやすくなります。
シムを点検し、錆や破損がないことを確認し、グリスを適切に塗布してください。

ピストンバック
キャリパーピストンを点検確認し、ピストンを押し戻しスムーズな可動を確認してください。

パッド裏板点検、修正
ブレーキパッド裏板が変形や反った状態やサビているとブレーキ鳴きの原因になる可能性があります。

■ブレーキを踏んだ時にグォー音がする
ローター表面のあれ、サビ、磨耗粉付着
パッドとローターの間に異物が混入した場合、
キャリパーの取り付けに不具合がある場合などが考えられます。

■ブレーキを踏まない状態で発生する異音

ブレーキパッドの組み付け点検及びキャリパーの点検をしてください。
キャリパーがきちんと戻らずパッドを引きずっている状態の場合があります。


2.ブレーキの振動

ブレキジャダーといわれ、ブレーキを踏んだときに車体振動がおこったり、
ブレーキペダルが前後に振動するようなことをいいます。

主な原因はローターの厚みが不均一となりローターを挟み込んだ2枚の
パッドの間が広くなったり狭くなったりするために起こります。

原因はローターのサビ。特に融雪剤や塩水などの影響で起こりやすく
なります。
また、ローターのゆがみや変形も原因になります。

ブレーキ関連だけでなく、サスペンション関連の不具合
ホイールハブ関連の不具合とも考えられる場合があるので
早めの点検が必要です。

3.ブレーキの効きが悪い

■取り付け作業直後の不良
使用済みのローターに新品のブレーキパッドを装着した場合、ローターが消耗しているために均一に
ブレーキパッドと当たらず効き不良になる場合が考えられます。
ローターの研磨及び交換を行って、両方とも新品の状態にする必要があります。

ブレーキパッドの組み付け不良(設定車以外のブレーキパッドを装着したり、
装着場所が間違っているなど)

 

■走行中

ブレーキを頻繁に利用することにより、ブレーキ自体が発熱し高温になった影響で
効きが悪くなる場合

(5.悪天候でのブレーキテクニックを参照)
フェード現象
ペーパーロック現象



4.パッドの減りが早い

■ブレーキパッドが高温で使用された(高負荷のかかる運転)
■キャリパーの作動不良による引きずり
■ローター表面の荒れ ローター表面のサビ等で著しく荒れている場合やローターの偏磨耗


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